ss401t390904’s diary

偏屈頑固オヤジの戯言

“レジェンド” と言う名の圧力。

 

 

帰宅したら、部屋の中が36度になってた。

じっとしていても汗が滲み出る。

言うまでもなく、外はそれ以上の気温だ。

メチャクチャ暑い!

 

 

 

本来なら館内は撮影禁止だが、これは問題ないだろう。

(駄目な場合は、削除します)

 

入場時間きっかりに入れば、1番乗り。

いつも字幕版で観るので、小さい会場ばかりだ。

オレが座ってるのは、最後列だよ。

何を観てきたのかって? これ。↓

 

 

 

youtu.be

 

 

このシリーズをスクリーンで観たのは『最後の聖戦』だけ。

ただね、長年 “インディアナ ジョーンズ” を演じてきた

ハリソン フォード 氏に敬意を込めて、今回は行こうと決めていた。

氏は好きな俳優さんだしね。

『最後の聖戦』から30年以上。

ハリソン 氏も3日前(13日)に81歳になられた。

現役で航空機パイロットをするなど、行動力のある方だ。

だがね、加齢による運動力の衰えは否めない。

今作品を観ていて、アクションシーンでの動きに違和感を覚えた。

観るまでは30年前のインディで止まってたからね。

「爺さんになってしまったなぁ…」としみじみ思った。

当然オレもオッサンになっているんだが。(笑)

 

ネタバレ的な話はしない。

これから観に行こうと考えてみえる方に失礼だ。

だが、作品に対する個人的見解は話させてもらおう。

物語前半は、いつものインディだ。ノリノリで面白い。

だが、後半はその勢いが衰えていく。

「このシーンは不要だろ」とさえ思う場面もある。

インディと言えば…的要素や、展開上の演出もあると思う。

それでも要らない。回りくどいやり方も「…」と感じた。

伏線も所々に散りばめられている。それも白々しい。

奇抜さが感じられない。同じパターンを踏襲してる感じ。

にも関わらず、インディが言った「此処に…」は何故?

気持ち(そこへ至るまでの)は、伏線から理解できる。

だがその為の “演出” が足りない。

その後のエンディングに至る部分も同様。

物足りなさから感じるジレンマは辛かった。

 

長い伝統と歴史がある作品。

それらが “レジェンドと言う名の圧力” になったのかな。

作り手の思いは伝わってくる。理解できる。

それ故に!その思いを映像にしてほしかった。

インディの言動に加えてほしかった。

 

 

先日視た動画に、ハリソン 氏が受賞するものがあった。

何とか言う賞だったが、忘れちまった。

氏が走馬灯の話で皆を笑わせていたよ。

その時の氏を見て「あぁ、やりきったんだなぁ」って思った。

正に【我が俳優人生、悔い無し】って感じ。

 

 

自分の人生に「正解」とか「間違い」とか、現状で決められないと思うんだ。

これは周りからアレコレ言われるものでもないし。

時が経ち、自身で過去を振り返らない限り、判らないはず。

満足しても正解とは限らない。苦しくても間違いとは限らない。

オレはね…

今自身の置かれた状況を考えると、強ち間違いではないと感じるんだよ。

子供じゃないんだ。自分の人生は自分で決めるし、進める。

結果苦しくても、後悔する理由はない。

「お前は〇〇だから✕✕なんだ!」…こう、何度虐げられたことか。

そういう風に干渉されるのが死ぬほど大嫌いなんで、余計かな。

 

レジェンドは作れないが、己の歴史を刻む事はできる。

今作品を観てきて、そんな風に思った。

人生幾つになっても再スタートは可能なんだよ。

可否を決める事ができるのは、自分自身だけだ!

 

 

youtu.be

 

ハリソン フォード氏と、ジョン ウイリアムス氏に、敬意を込めて。

 

オレも…インディのように諦めの悪い人生で終わりたい。(笑)