ss401t390904’s diary

偏屈頑固オヤジの戯言

プライドと拘り。

 

 

漸く…TOP GUN -MAVERICK- を観れた。

 

 

 

精神的にも、気持ちにも、余裕ができた…と言う意味ね。

オレの部屋にあるテレビは、10年以上前の代物。

映像の迫力や綺麗さは味わえない。

スクリーンで観た時の事を思えば、100分の1以下だ。

でもね、トム クルーズ氏が、どれだけ自身のプライドと誇りを貫いたか。

それだけは変わらず感じる事ができた。

 

この作品…

スカイアクション映画にカテゴライズされているが、ヒューマンドラマでもある。

スクリーンで観た時のブログにも書いた。

統べてのシーンに氏の拘りを感じる。空撮シーンは、言うに及ばず。

オレがポップコーンをモグモグしてた時でさえ、それはあったんだ。

 

メイキング映像を視ていて思った。

実物の現役戦闘機に素人が乗るという行為は、非常にリスクが高い。

それを撮影すると言うのは、とんでもない事だ。

遊覧飛行してるんじゃない。

本格的ではないにせよ、相応のフライトをしている。

キャストが過酷な撮影に臨めるコンディションを整えたのは

氏が事前に緻密なスケジュールを準備して皆が訓練を受けたからだ。

 

フライト中に強烈な G がかかって、表情が “変形” する。

素人なら気絶するレベル。

あれは CG でも合成でもない。紛れもなく本物だ。

とんでもない機動をする戦闘機も本物。

F-14 と敵役の戦闘機は、違うと思う)

余談ながら…2機目からの攻撃を回避する F-14 の機動。

あれは物凄い操作を一瞬でやっている。実物ならばね。

 

 

アメリカ海軍の荒っぽさや、エリート達の傲慢、確執。

(荒っぽいのはアメリカ海軍だけじゃない)

そんな中に描かれているマーヴェリックの心情。

ルースターに対する個人的な感情と任務上の責任。

コクピットに座り、操縦桿を握れば戦闘職人のような彼も

ペニーの前では弱さを見せる。

 

これら強弱のバランスやタイミングが絶妙。

そう言った部分が、単なるアクション映画ではないのだと感じさせる。

良い意味で撮影慣れしているトム クルーズ氏ならでは、か。

改めて思う。良い作品だよ。

 

 

(この画像は、お借りしました)

 

 

心情を表しているような笑顔。

1シーンではあるが、演技とは思えないな。

 

 

 


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曲のタイトルが、作品を物語ってる。