ss401t390904’s diary

偏屈頑固オヤジの戯言

思い遣り。

 

 

There is no English translation this time.

 

 

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(画像は、お借りしたものです)

 

野風さんからのメール。一部を転載。

ご本人には転載許可申請してある。

万一却下された場合は、今日のブログごと削除する。

名前を含め、少し手を加えた。

 

気付けばすっかり日も短くなって、肌寒くなってきましたね。

その後、体調はいかがですか?

・・・と聞きながら、ブログの方にお邪魔させていただいたのと

送っていただいたメールから、苦しい状況が続いているのかなと思っています。

「イヤなことなんて忘れたらいいよ!」・・・って言う方もいたりしますが、

そんなに簡単にできるなら苦労しないですよね。

浪人さんもご存じのとおり、私自身は決して要領のいい人間ではなく、

まして強くもないので、こうしたらいいですよ!

なんて気の利いたことが言えないのが申し訳ないです。

ただ、ひとつだけ思うのは、こうして今の浪人さんが考えたり、

悩んだり、苦しんだりした時間は、必ず「未来の浪人さん」の糧になるんだと、

そう信じています。

今は苦しいと思います。

時間も永遠かなってくらい長く感じると思います。

どうしてこんなって自分を責めてしまってるかもしれないなと心配です。

でも、いつも大通りを最短距離でまっすぐ進めたら、

それは素晴らしいことですが、道に迷って、小径に入って、

遠回りしたからこそ知ったことや見れたものもあるのかなと思います。

こんなところにこんな花が咲くんだ!とか、この道はここに繋がってたんだ!

・・・とか。

うっかり転んだり、石が飛んできたりすることもあると思いますが、

その過程があるからこそ、この先はまた違った歩き方ができるかもしれません。

「迷って遠回り」と「寄り道」は、やってることは一緒なのに、

その時間に与えられる意味も、感じ方も、全然違ってくるのが不思議ですよね。

歩いている限り人は進んで行けるし、

幸い私たちにはまだまだたくさんの時間があります。

たまには寄り道も悪くないと思いますよ。

目的地に着いた頃には、

その場所に迷い込んだからこそ出会える未来の浪人さんがいるはずなので。




これが野風さんの思い遣り。

オレの城塞が彼女に無意味なのが、お解かり頂けよう。

 

今日は通院日だった。

“復活” に関しては、オレの望む見解を医師から得られなかった。

「服用している薬が、まだ多い」そう…言われた。

まだ、多い。これが現実だ。

正直…気落ちしている。ついでに長年愛用していた灰皿(元・空き缶)

を紛失してしまい、更に落ち込む。

 

病院帰りにバイク屋に寄ってレンタル CUB のチェックをしてもらう。

オレの CUB の話もしてきた。純正部品は、極めて入手困難であると。

色々調べて社外品ながら対応できそうな部品を手配する事にした。

「通販で買いなよ。その方が安く済むから」

バイク屋のおっさんは、そう言ってくれた。普通は言わないよな。

要は、店で仕入れる訳じゃないから商品からの利益が無い。

『お世話になっているから、儲けてほしい』と言ったのだが。

「そんな事は気にせんでいいよ。早く直そう」

この人は、オレがどういう性格なのかを知っている。

それもあっての配慮だろう。おっさんの思い遣りだ。

 

帰宅したら、レンタル CUB のオーナーから連絡があった。

CUB の現状は報告してあるし、それを修理するのにどれだけ費用が

かかるのかも伝えた。(既に修理した分の費用は一応報告してある)

本当は全部修理して返却したいのだとも伝えた。

レンタルしてるんだ。それ位はしたいんだよ。本当はね。

ただ、オレの財政がそれを許さないだけだ。

「雪が降ったらバイクには乗れないだろう。どうするんだ?」

そんな心配までしてくれた。これも、思い遣り。

 

オレは、現状から何とか脱却しようと足掻いている。

しかし現実はそれを許してくれない。

この辛さや苦しさは、同じ目線で話をしてくれる人にしか伝わらない。

 

医師の見解は、オレにとって厳しいものだった。

大事にしていた灰皿無くしたのも悔しい。20年位愛用してたんだ。

けど、オレの CUB を復活させる足掛かりは得た。費用はかかるが。

少なくとも、こんなオレを思い遣ってくれる人も居る。

何もかもが上手に展開していくなんて思わない。期待もしていない。

少し落ち着いて、また考える事にする。

 

 


宝物

 

 

野風さんへの返信に添付した楽曲。