1週間なんて「あっ」という間だな。
先週の今頃は、沈下橋へ向かっていた頃だ。
定番の撮影ポイント。
本当は砂浜で撮りたかったんだが、観光客が多過ぎてね。
ここですら、複数の人影が写ってしまってる。どうしょうもない。
オレだって誰かの撮影を邪魔をしてただろうからね。
ここの駐車場も6度目だが、料金(400円)を払ったのは初めて。
いつも来る時間が早くて徴収された事がなかった。
確か…8時前なら問題なかったはず。実際ゲートに誰も居なかったし。
当然こんなに車が停まってるのを見たのも初めてだ。
そして…6年ぶりの “再会” 。
「ひっさしぶりじゃのぅ」
石段を上がり後ろ姿が見えてきて、前へ行く。
龍馬の人気は相変わらずで沢山の人が撮影をしていた。
オレは近くのベンチに座って暫し様子を見ていた。
昔は此処に灰皿があったが、流石に撤去されてたな。
龍馬とゆっくり話をしたかったのだが、途切れないお客さんに落ち着かなくて。
「中岡に会ってきた。おまんと違って随分狭い場所じゃった」
なんて、ボソボソとエセ方言で話しかけてた。
天気も良く、寒くもない。相変わらず響き渡る波の音。
もっとゆっくり過ごしたかったが、人に酔いそうで移動する事にした。
「また来るぜよ。次は3年後じゃ!」
そう、言い残して。
気が変わって、坂本龍馬記念館へ行く事にした。
直ぐに桂浜から去りたくなくてね。
記念館までは、龍馬像から徒歩10分程度だろうか。
オレが歩いたルートでは、その位だった。
そういえば、お土産屋さんが並ぶ店舗も様変わり。
昔ながらの面影は微塵も無く、今風の建物になってた。
店員さんに尋ねたら、去年の10月に変わったそうだ。
まだ完成していない店舗もある。
此処でしか入手できないポスターは、もう売ってないのかな。
という訳で、記念館。
「シェイクハンドぜよ!」とブロンズ(?)像が迎えてくれた。
マスクがデカいんだが…。これじゃ、不審者扱いされそうだ。(笑)
オレは撮影しただけ。
入場料500円。館内はサラッと廻った。
近江屋内部の再現モデル。
龍馬と中岡が襲われた部屋。
屏風が置かれているが、実物はもっと色が濃い。
レプリカも展示されていた。
京都で実物を見ているが、飛び散った血痕は今なお鮮やかなまま。
再現モデルなんだが、このエリアだけ空気が重い。
そう感じたのは、オレだけだろうか。
世の中の人は 我を何とも 言わば言え
我が為す事は 我のみぞ知る
龍馬の格言で、最も有名。
オレも好きな言葉だ。
人混みが苦手なオレ。段々辛くなってきて、屋上へ退避。
さすがに風は強い。だが、それが心地よく感じる。
他のお客さんは、撮影だけしたら皆下へ降りて行った。
屋上右手からの景色。
記念館は、意外に高い場所。
この海の向こうは、異国の地。
森の向こう右手が桂浜になるのかな。多分…。
暫し人酔いを冷ましてから、記念館を出た。
次の目的地へ向かう。
高知城を懐かしく横目で見ながら、ひろめ市場へ。
此処へ来るのは女友達と一緒だった時以来だ。
明神丸で発送業務をしているのは、この近くにある店舗でね。
お土産用に買いたかったんだ。
藁焼き鰹たたき明神丸 大橋通り店 | 四国エリア | 店舗のご案内 | わら焼き鰹たたき 明神丸
買い物済ませた後は、そのまま宿へ直行。
…そして、いよいよ馬鹿食いが始まる訳だ。(笑)
それはまた次回。
仕事の話やトラックのネタもあるが、それは後回しにして話を進めるよ。
まだアルバムが手元に届いてないから、YouTube で聴いてた。
この楽曲ともう1曲は、ピアノ奏者が麻衣子さんじゃない。
誰だったかな。…忘れちった。
ライブの時麻衣子さんも話してたが、この人の演奏は情熱的だ。
こういう表現方法も「あり」かな。