運行初日から見事なツンデレぶりを発揮してくれたオレ専属トラック。
あれから今度はバックカメラが不調になるというトラブル発生。
普段は映ってるんだが、時々「貞子さんが出てきそう」な恐ろしい画像になり、
映像そのものが消えてしまう。…で、思い出したようにまた普通に映る。
いや、こえ~よ。あんな小さいモニターから貞子さん出てきたら。(苦笑)
因みに…トラックの場合、バックカメラの映像は常時映りっぱなしだ。
いつものように画像は一部修正してあるからナンバープレートが消えてる。
車両そのものには手を加えてない。見たまんまだ。
メッキパーツフル装着に、目立つサイドバンパー。 いや、派手すぎ。
一品物のステンレスフェンダー。 カネのかかったトラックらしい。
3個も付いてるトップマーカー。 片側1個で充分だろ。
ドアバイザーまで着色。 あんま良いイメージがない。
こういうトラックに乗ってるのは大概怖そうな方が多い。個人的見解ね。
内装にデコレーションあったら、ほぼ間違いない。(笑)
だがね、話してみると凄く良い人だったりする。これは経験上、事実だ。
で、ピカピカに磨かれてる。大事にされてるのが直ぐ判る。
という訳で、洗車。かなり駆け足で行ったが、4時間以上かかった。
画像は左側のシャーシとホイール。荷台を洗っただけ。キャビンはまだ洗ってない。
アルミホイールは、絶望的な状況。
フロントの4本(片側2本ね)をメインに時間かけて洗浄したが、殆ど代わり映えしない。
従来の輝きに戻すには、1本2時間以上かかるだろう。
単純に2時間以上 ×8。考えただけで悪夢が蘇る。2度とやりたくなかった。
(1月8日のブログを参照に…)
前回のブログで書いたけど、前の運転手はこのトラックを全然可愛がってない。
ホイールを磨いた痕跡は、微塵もなかったよ。
こんなに豪華なのに、コイツは可愛がってもらえなかった。そりゃ、拗ねるわな。
だからさ、名前付けてやることにした。ツンデレに相応しく女性の名前。
え…? オレがキモい? そんな事ないよね? ペットだって名前付けるじゃん。
このトラックは、オレの相棒だよ? 変じゃないだろ?
名前はね…「マイちゃん」にした。 やっぱキモいかな。(笑)
判ると思うけど、麻衣子さんの名前から来てるよ。
麻衣子さんは、ツンデレではない。念のため。
名前付けると情が湧く。オレの思いが、機械であるトラックに届く気がする。
カネかけてド派手になっていても、汚かったら周りからのイメージ悪くなる。
「トラックを粗末に扱っている」と、他の運転手から見下される。
そういうのはね、プライドが絶対許さない。
名付けるってのは、愛情注ぐ約束みたいなもんだ。
同じトラックを運行させているギタリスト氏。
毎週金曜日。業務を終えた深夜に洗車して、少しずつ磨いているみたい。
明らかにマイちゃんより輝いている。
氏は、氏なりに愛情かけて大切にしている。
そんなオレらの影響受けた洗車に無頓着だった他の運転手までトラックを磨き始めた。
これには社長もビックリ。 まぁ、当然良い傾向なんだがね。
オレは会社の中で最もトラックを綺麗にしてきた。
間違いなく断トツで磨き上げてきた。
トラックが変わったこれからも、その気合いに変わりはない。
氏は「浪人君に負けないように磨くよ」って言ってた。
オレは…今まで以上に磨き上げる。更に!断トツの輝きを与えてやる。
其処へ辿り着くまでは時間がかかる。アルミホイールを筆頭にね。
まだオーディオやキャビン内の清掃も終わってないし。
また1つ、目標が増えたよ。
元同僚がね、同じトラックに乗ってるんだ。桁違いの輝きで。
オレの会社から数キロ離れた道路沿いに停めてある。
汚れたマイちゃんは、道路の右側。元同僚のはその先左側。
見る人は、絶対比較の対象にしてる…と思う。
それもあって気合い入ってる。
この楽曲を聴く度に、ライブの最後を思い出す。
ステージと席が離れていて、顔が見えない。
でも麻衣子さんがどんな表情してるか判る位、声に感情籠ってた。
次回は、また彼女の話…になると思う。
追伸
彼らの戦いが『話し合い』で解決するとは思わない。
だが、解決を模索すれば道は見えると考える。