WBC が盛り上がってるね。
オレはラグビー同様に野球の事も詳しくないんだ。
だが、フェアプレイ精神溢れる話題はニュースで知ってる。
スポーツに国籍も人種も関係ない。(本来であれば)
どのチームが勝っても、良い記憶として残る事を願う。
こういう景色が好きでね。
言うまでもないと思うが、先月土佐へ行った際に撮影したもの。
海岸線を走る国道55号沿いだ。
誇り。
オレは、公私共々これをとても大切にしている。
特に仕事に関しては強く意識。
何かあれば、オレ個人の問題ではなくなるからね。
会社の信用や名誉を失墜させるような事は、あってはならない。
「旧い考え方だ」とか「息が詰まる」とか言われるけどさ。
はっきり言える事は…
失うのは一瞬で、築き上げるのは一生もの。
最近は、仕事での信頼関係を維持・向上させる事に集中している。
トラックドライバーなら、誰でも知ってる2024問題。
これは物流業界に大きな影響を齎す。
運送会社の経営者なら、絶対に対応を余儀なくされる。
それを無視している会社があるとすれば、残念ながら未来はないな。
ドライバー不足が深刻化し、2030年には物流の4割が滞ると聞いた。
あくまで!聞いただけなんで根拠になるものは掲示できない。
だが、まんざら嘘でもないと肌身で感じている。
現在は荷主が物流の主導権を握っている。
心無い荷主の口癖は「代わりは幾らでもいる」だ。
意味は理解できるだろう。
つまり…運送業界は、そういう地位に甘んじている訳だ。
これは荷主側だけに問題があるのではない。
それを受け入れてしまっている現在の運送会社側にも責任がある。
大手企業(運送会社)は、独自で対応策を講じているようだ。
だが、オレが勤務しているような弱小会社では思うように事が進まない。
その理由は、皆さんにも想像できるだろう。
オレは今の会社で働ける事に、誇りを持っている。
故に看板に泥を塗るような行為はしない。
取引先でも自分ができる精一杯の対応をしている。
だがね、オレだけが四苦八苦しても流れは変わらないんだよ。
「稼ぎ頭」とまで言われる程走り回っていても、所詮日銭を稼いでいるだけだ。
それが会社の将来を堅固なものにしているかと言えば、否。
オレはね、それを危惧している。ドライバー故に感じるものだ。
取引は、機械同士が行っているのではない。
最終的には当事者(人間)が必ず絡んでくる。
その当事者が信用されなければ取引は成立しないし、崩れる場合もある。
元同僚の職場は、オレが勤務する会社の100倍位規模が大きい。
にも関わらず、そこは「輸送部」に過ぎない。
其処に勤務する彼の話は、実にリアルだ。
話を聞けば聞くほど、オレの懸念は深まるばかり。
だがね、この性格故現状を甘んじて受け入れ続けるつもりはない。
単なるトラックドライバー。しかも平社員。
できる事なんて、たかが知れている。
だが平社員ドライバーだからこそ、できる事がある。
オレはその手立てを持っている。
【JIN-仁-】の中で龍馬は言った。力が無い分、制約も無い…と。
そして「この日ノ本を今一度洗濯する」と。
自称 “浪人” のオレが、この考え方を見過ごす訳がない。
地位も名誉も無い=失うモノも無い
だったら進む事だけ考えればいい。
その勢いは、オレが引きずるネガティヴイメージをも払拭するだろう。
進むべき道は自身で決めるし、無ければ切り拓く。
邪魔をするヤツは、排除する。
誇りを持つとね、生きていく為に必要な知恵も湧いてくる。
思わぬ来客があって、書き上げるのが遅くなった。
明日は4時半出発なんだ。