ss401t390904’s diary

偏屈頑固オヤジの戯言

秋の気配と月夜と、麻衣子さん。

 

 

昨夜1件目の配送先に向けて、高速を走ってる時だった。

(都内降ろしと千葉県降ろしの混載)

 

久しぶりに湿度を気にせず窓を開けられる空気で、気持ちいい。

荷物が前荷(荷台の前方に重い物を積載している)で、

タイヤのパターンノイズも少ない。いつもの巡航速度が非常に穏やか。

空には雲の切れ目から顔を出した月。

丁度麻衣子さん聞いている時だった。

 

 

 

 

これは麻衣子さんのアルバム one way のジャケットと歌詞カード。

2014年の作品。聴き方によっては、感情剥き出しにも解釈できる。

因みに、この頃は表情作るの苦手だったみたいだな。(笑)

オレは撮影もやってたから、よく解かる。

 

最近は、また彼女の声がリアルになった。

オレの心が何かを渇望してる証拠だ。

以前にも話した。「歌詞には無い言葉が聞こえてくる」んだよ。

これ、ご本人(麻衣子さん)が知ったらドン引きかもね。

 

オレはさ、表情や言葉の切れ端から気持ちを察知してしまう。

これは意図的にやってるんじゃない。

自身の本能が過剰防衛してるから、無意識なんだ。

決して他人の心内を詮索してる訳ではない。

麻衣子さんのアルバム one way もそう。

思いが響いてくる。歌詞から感情が滲んでる。

これは自ら体験しなければ出てこない言葉では?とさえ、思う。

 

 

季節が漸く落ち着き始め、夜を涼しいと感じられる。

月夜の中、物思いに耽る余裕さえ出てきた。

昼間はまだ蝉が鳴いている地域もある。

だが、夜は秋の虫(?)の声。

何度も何度も聴いている楽曲の歌詞を読み返し、意味を再確認する。

そうするとピントが合った映像のように、何もかもが明確になる。

時に唸る時さえある。言葉の一つひとつが重く深い。

 

アルバムの中から、1曲紹介しておこう。

 


www.youtube.com

 

 

「荷物を取りに来ただけだからね…」って

変に力が入って声が擦れた。

 

*オリジナル

荷物を取りに来た

だけだからねって

変に力が入って

声がかすれた

 

 

このフレーズだけでも心情が浮かぶ。

オレは男だから、男性目線で見ている訳だが…。

何かね…玄関先で落ち着きなく視線を逸らしている女性が見えるようだ。

 

月夜は、昔から好きだ。

考え事するにはちょうど良い。

今夜は中秋の名月。オレの住んでる地域でも観察できる。

最近多忙だったから、久しぶりに月夜を楽しんでみるか。