10月に3度目の能登訪問時にお邪魔したお店。(画像投稿許可は頂いている)
和倉温泉屋台村で売店やってた女性がお母さんの店舗を昼間利用して営業してる。
彼女が作るパンケーキが本当に美味しくてね。感動的ですらあった。
「ギタリスト氏に食わせてやりたい」って、考えながら食べてたよ。
『浪人君、もう充分能登の為に尽力してるんじゃないか?…君は無理し過ぎだ』
ごもっともな意見である。無理しているかどうかは、別として。 まぁ…個人の領域は超えてるか。
毎回欠かさずオレのブログ読んでくれているから、余計に心配しているのだろう。
ブログの投稿者が見ず知らずの他人ではないからね。
今日久しぶりに会ってきたんだ。喫茶店でモーニングしてきた。
鍋できなかったし、麻衣子さんのサイン入りポストカード渡したかったし。お裾分けもあったし。
『君から貰った【道の駅 狼煙】のお土産、本当に美味かった』と喜んでもくれる。“お土産” ではないが。
これに関しては後で、氏の感想を投稿しておこうと思っている。
能登の為に~に関しては反論ではないが、意見しておいた。
「現地を見れば、オレが何度も足を運ぶ理由が解りますよ。 日帰りで一緒に行きますか?」
逆に、そう提案してみた。流石に氏を何日も連れまわす訳にはいかないからね。
『それなら俺も行ってみたい。浪人君のように現地の人と話せないが…』
氏は初対面の人と気軽に話すのが得意な性格ではない。
だが、少なからず能登を気にしている。オレが色々お裾分けした物にも、興味を持ってくれた。
『君はランプの宿で “家族ぐるみ” の交流してるじゃないか。そこへ俺は入れない。勘弁してくれ』と苦笑い。
いや…家族ぐるみって。(笑) まぁ結果論としては、そうなるのかもね。
オレが皆さんと話してる間は、青の洞窟を見学してくるって言ってた。
『被災地を見るのは、貴重な経験だと思う』
観光じゃない。現地へ行ったら、そんな気分は消し飛んでしまう。後味も良くない。
それでも『行く』と言ってくれた。そこには氏なりの決意があった。
目の前にいる男が、被災地へ行って変わってしまったからね。
オレは能登に関して共感者を増やしたい訳じゃない。
被災地を見て、被災者の声を聞いて、災害がどれだけ多くの人に悪影響を及ぼすか。それを知ってもらいたいだけだ。
ギタリスト氏だけじゃないが、オレがどんなに惨状を伝えても相手には理解されない。
これは当然のことだと思っている。想像できる範疇を完全に超えてるから。
それらを知った人が、以降何をするかは本人の考えを尊重する。たとえ無反応でも。
雪が落ち着き、青の洞窟が営業している頃を見計らい(1~2月はお休みだと聞いた)再び日帰り強行軍を計画する。
オレは今後も能登へ行くから、ギタリスト氏を連れていくのが日帰りでも問題はない。
氏が自分の目で見て、自分の耳で聞いて、感じた事を1つの認識にしてくれればいい。
ついでに気に入った特産品など買い求めてくれれば、連れてく甲斐もある。
道の駅 狼煙で販売しているものは、かなりお気に召した様子。
氏が同行する時は、必ず七尾市へ行かなければならない。
そう…パンケーキを食べてもらうために。
お店の Instagram もあるけど、オレは使ってないから…。(見る専門)
興味ある人は 和倉温泉 伽羅 (kyara)で検索してみて。
このお店をギタリスト氏も気に入ってくれると思ってる。
ロックミュージシャンでもあるギタリスト氏は、当然 Journey の事もよく知ってた。
『あのギターが…』と語りだす氏を見ているのは微笑ましくもある。
共通点が多いわけではないが、氏はオレの良き理解者。
プレゼントしたサイン入り麻衣子さんのポストカード眺めながら、また言ってた。
『浪人君は…やっぱり “何か” 持ってるな』
そんな氏の意見に賛同した人物がいた。 氏の『だろ?』ってツッコミまで。(笑)
オレが本当に “何か” 持ってるとして。それが誰かの役に立つモノなら…苦労している人の為に使いたい。
また能登へ行く為にも、とりあえず毒蜘蛛2号を修理せねば…。