浪人と黒船

“人生” と言う名の大航海

燃え尽きそう。

 

 

3日間走りまわって、強く認識した事がある。

道民ドライバーの巡行速度は、70~80km/h。

本州と同じ感覚で走ると、5分もせずに後続車が連なる。

「どの道路か」は表記しないが、察しの良い方は判るだろう。

煽られる事は皆無。車間距離も空いている。

皆さんのマナーは良いと思うよ。

だが、プレッシャーは凄い。視線を感じるレベルだ。

 

 

 

 

オホーツク海

今日も天候悪くて、こんな風景しか撮れなかった。

朝は5時前に行動開始。

エンジン停止させて眠ったら3時には車内が5℃になってた。

寒さで目が覚めて、そのまま起床。

 

 

載せたい画像が幾つかあるんだが、何故かダウンロードできない。

3枚はできたのにさ。これ、頻繁に起こる現象。

以下、文章だけでいくよ。

 

 

北海道の地図を頭に描いてみてほしい。

その中央に近い湖から北上した所で、昨日車中泊

そのまま北東へ向け海岸沿いを登っていく。

道中寄り道しながら、世界遺産の地域まで到達。

其処から動画クリエイターが居住地にしている(?)村へ。

役場の駐車場に舞っていた落ち葉を1枚お土産に頂き、そのまま南下。

速い巡行速度と非力な毒蜘蛛2号に、集中力をガリガリ削られた。

この時既に朝から400キロを走破。

南下した街で宿泊先を探したが、高額な部屋しか空きがない。

諦めて一気に西へ移動。事故通行止めに捲き込まれながら、現在地へ。

22時前のチェックインなんて初めてやった。

結局…1日で700キロ近い移動。

 

 

 

今日、晴れていたのは訪れた村だけだった。

精神的にも、体力的にも、燃え尽きそう。

“冒険” の名の下に繰り広げた道内移動。

上陸初日を併せれば距離は1000キロを超えた。

この大地で消費したガソリンは60 L 以上。

代わりにオレが得たモノは、あまりにも少ない。

準備や知識、情報の不足は認める。

事実、行き当たりばったりだった時が多かったから。

冒険と言うより、無謀な賭けと表現した方が正しいのかもしれない。

 

だがね、オレは彼女を信じたかった。

信じる為にも逢いたかった。

明日…いや、日付け変わってるから今日か。

24時間後はフェリーに乗って海の上だ。

 

こんな事をしているオレを、多くの人が馬鹿呼ばわりすると思う。

それでもね、後悔は一切していない。

クリアできた目的で、気持ちを誤魔化したりしない。

不信感もない。毒蜘蛛2号は、毒蜘蛛2号のままだ。

今後も彼女の動画を視るだろう。

 

ただ、少し時間が欲しいかな。

オレの思考回路は処理能力が低いんだ。

 

 

 


www.youtube.com

 

 

宿をチェックアウトしたら、フェリー乗り場へ直行する。

乗船時刻まで其処で過ごす。のんびりブログを書くよ。

船内はネット環境無いに等しいからね。