苫小牧港のフェリーターミナルへ到着。
周りにあるのは関連施設とトラックやコンテナだけ。
小樽との違いに驚いた。
最寄りのコンビニが8キロ先。
近辺で撮影するのを忘れた。
既にパソコンとテザリングしてるから、手抜き撮影。
此処は風が強い。天候回復した途端に車が揺れ出したよ。
3日間で撮影した画像がパソコンに採り込めたので、一部を紹介。
たいした画像は無いがね。
当然ながら、素通りはしない。
29年前にこのルートは通ってないから、初対面の車輛。
49643号機。79635号機同様の9600型だ。
ヘッドライトのレンズが無いが、全体的に良いコンディション。
数十メートル先に海がある。だが塩害のダメージは少ない。
何気に運転台へ乗り込んだが、反対側を見たらロープ張ってあった。
立ち入り禁止だったのなら、ごめんなさい。
そういう意味合いの表示はなかったがね。
オレは撮影させてもらっただけだよ。
客車も連結されている。
詳しくないので明細は判らないが、車内はオリジナルっぽい。
次に現れた謎の構造物。
道路の右側にあった。「何だこれ?」と思い U ターンして駐車。
昭和30年代に建設された鉄道用のアーチ橋。その一部だった。
道路の反対側にも残っている。
分断されているのは道路工事の邪魔になったからだろう。
コンクリート内部に鉄筋は殆ど見られず、解体は容易だったと思われる。
これ、文化財指定されていたよ。
こういった産業遺構が北の大地は多い。特に鉄道関係。
廃線跡は至る所に残っている。
その一部はサイクリングロードとして活用されている。
あちこちで見かけた。
蒸気機関車が好きな人間としては、複雑な心境になる。
関東で現役になっている D51 や C63 は、その地に馴染んでいる。
大都会の間を走っていても違和感がない。似合ってはいないが…。
だがね…北の大地では、歴史に埋もれた過去の産物扱いだ。
蒸気機関車が存在できる環境も意義も価値も見出せない。
半世紀という時の流れを強く感じる。
次の3枚は、訪れて通過しただけ。
一応行ったから、証拠撮影しておいた。
ご覧の通り、営業時間外。
建屋内に入ったが、直ぐ “逃げた” 。
オレは人が沢山居る場所が苦手なんだ。
余談だが、観光船は臨時休業していた。
理由は書くまでないだろう。
此処で落ち葉を1枚頂いた。
撮影を終え帰ろうとしたら、1枚の落ち葉が目の前を横切った。
それが「持ってって」という風に感じてね。
車を停めて、拾い上げたんだ。
他にも何枚か画像はあるが、似たようなものだ。
画になるようなものは無い。
乗船まで10時間以上ある。
それまで、毒蜘蛛2号の中で過ごすよ。