YouTube のプレミアムアカウントを取得した。
オフラインで再生できるのは嬉しいな。
他にも導入の理由はあるが、嫌だったのはゴミ同然の広告。
頻繁に拒否設定するのは飽きた。
先日社長から忘年会の件がメールで送られてきた。
いつものオレなら真っ先に参加の旨を返信する。
酔っぱらうと単なるエロオヤジの社長も、他の人も面白い。
普段全員揃う事は無いし、皆とワイワイやるのは楽しい。
だが…今回は躊躇した。
結論から言えば、参加を辞退した。
COVID-19 を警戒している社長が、わざわざ自宅を開放し
蟹鍋をすると言う。その配慮や気遣いは嬉しかった。
（事前に簡易検査は受けてきてほしいとの、お願いはあったが）
大食いのオレに合わせて、準備もしようとしていただろう。
３日経過しても返信しないオレを不審に思ったのだろうか。
「蟹食べられなかった？」とメールが届く。
真夜中、甲州街道を走っていたオレに…。食べられるよ。アレルギーも無い。
３０分の休憩時間に返信しておいた。
個人的事情により参加を辞退させてもらうと。
ところが、その数分後に返事が届いた。まだ起きてたのか。
「よかったら “個人的事情” を聞かせてくれませんか？」
観念して教えた。
この場には明細を書かない。
辛い記憶があって、それを思い出してしまいそうだ。
皆の前で泣きっ面は晒したくない…と。
そんな事になったら、場の空気が悪くなるだろ？
普段自分のプライベートを話さないオレが
第一土曜だけは仕事を入れないよう頼んである。
その理由は知っている。
参加を辞退したのは、これの絡みだ。
オレは…家庭の温もりを感じるのが怖い。
社長には３人の娘さんがいる。その人たちに遭遇するのが怖い。
やらずに後悔するのは嫌いなオレが、やって後悔するのを恐れている。
これ以上心の傷を増やすまいと、本能が防衛反応起こしている。
社長は優しかった。
今までに無い長い文章のメールを送ってきた。
オレの気持ちや、今までの言動を理解してくれていた。
正直驚いた。こんなキャラクターだとは思わなかったからさ。
オレの話は社長夫婦内だけに留めて欲しい。
忘年会へ行かない事も皆には言わないで欲しいと頼んだ。
ドタキャンした事にしておいてくれればいいと。
オレの過去に何かあったであろう事は、他の皆も予測しているようだ。
或いは知っているのかもしれない。
誰一人、その話題に触れた事がないんだ。
世間話みたいに出てきてもおかしくないんだがね。
オレは単なる面白いオッサンで見られていればいい。
毎週トラックを洗車する綺麗好き程度に思われていれば…。
心疾患を患っていること。メンタル激弱なこと。
女性が好きだけど、この世で最も恐れていること。
これらは、知られたくないことだ。
感情が入り乱れ、自分でコントロールできない…。
その描写が見事。歌い方が、荒れる呼吸みたいだ。
＊１２月１日２０時に YouTube で彼女のライヴ配信があるよ。
