ss401t390904’s diary

偏屈頑固オヤジの戯言

落胆と涙と感激。

 

 

 

 

写っている山は、羊蹄山

寒々しさを感じると思うが、それほど寒くはなかった。

毒蜘蛛2号のボディに変な物くっ付いてるが、これは温湿度計。

車中泊の際にチェックする為持参したんだ。

この時は13℃。

オレの地元と季節が1ヵ月違う感覚。

 

 

C62 3 号機との再会は、実現しなかった。

上陸間もなく落胆したよ。

公開日が決められていて、何れにしても合わせれなかった。

悔しい思いをしながら俱知安へ向かった。

当時と風景が激変していて、探すのに手間取った。

再会できた79615号機は、哀れな姿になっていた。

 

 

 

 

 

 

 

オレはこの車輛の機関士を存じている。

初めて79615号機に会った時「窯に火を入れれば動くのでは?」

そう思う位輝いていた。レールは車輛分しかないのに…。

氏は、展示されている車輛を連日磨きに来ていると話してみえた。

ロッドに錆一つなかった。動輪も塗装されてなかった。

運転台もそのままで、欠落している部品なんて何一つなかった。

これは29年前の話だ。

 

変わり果てた姿に涙。

暫し一緒に過ごし、現地を後にした。

また必ず訪れる約束をして。

 

 

美唄の風景は、記憶にあるものと大きく変わってなかったよ。

 

 

 

丁寧且つ情熱を加えた保護をされている多くの関係者に感謝。

旧駅舎も綺麗に保存されている。

 

29年前は、完全に忘れ去られた状態で雑草に埋もれていたんだよ。

運転台には菓子の包装紙や雑誌が散乱し、見るに耐えなかった。

同行者と一緒に清掃したのを、よく覚えている。

 

 

 

さて、そろそろ移動を始めるよ。

ここからが “冒険” の始まり。

天候が回復したという事は、会える気がする。

相手は「晴れ女」だからね。

 

 

 

 


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また、これを聴いてる。